
このような疑問に答えます。
井上雄彦100+1人生を変える信念の言葉は、雷鳥社の中村トオル氏が2012年に執筆しました。
スラムダンク・バガボンド・リアル・井上雄彦氏の数々の“言葉”を中村氏の解説とともに楽しめる1冊です。
この本が多くの言葉に出会う機会をつくる、
そして人生について考えるきっかけになればと思います。
と本書の最後で書かれた言葉の通り、過去に井上雄彦作品に触れた人もそうでない人も、現在の自分に響く言葉が見つかるはず。
「人生を変える信念の言葉」
井上先生の100+1という本の中にあった言葉ですが、いつ読んでも励ましてくれる言葉!!
困難な道に挑むやり甲斐と達成感は何ものにも代えがたい!
(100+1から引用)
よし、今日も頑張ろうー!!#井上雄彦 #バガボンド pic.twitter.com/P3SwEF6JUR
— ロン毛メガネ@ライフケア指導士 (@moomin12101985) January 29, 2019
発売から7年経っても、ツイートされるほど
ぜひご覧ください。
Contents
井上雄彦100+1人生を変える信念の言葉の概要
井上雄彦100+1人生を変える信念の言葉の概要です。
タイトル:井上雄彦100+1人生を変える信念の言葉
著者名:中村トオル
出版社:雷鳥社
発行年月日:2012/12/01
定価:本体1,200円+税
著者の中村トオル氏のプロフィールがこちら↓↓↓
著者プロフィール
中村トオル NAKAMURA Toru
ライター・編集者。高知県出身。大学でコミュケーション学を専攻。小学生のとき、はじめて買った漫画はスラムダンクの3巻。井上雄彦漫画の「好きなことだからがんばれる」という言葉で、本に携わる仕事を志す。
世代を問わず大人気のスラムダンクをはじめ、バガボンドやリアル、井上雄彦氏のツイッターや雑誌での“言葉”。
1つひとつの言葉に対して、私たちの状況に置き換えて考えさせられる解説。
その言葉が言われた状況を簡単に説明されているので、読んだことはある人はもちろん、読んだことがない人でも想像できる内容になっています。
井上雄彦100+1人生を変える信念の言葉の要約
本書の要約は以下の4つ。
- スラムダンク~25の言葉~
- バカボンド~15の言葉~
- リアル~30の言葉~
- 井上雄彦~31の言葉~
スラムダンク~25の言葉~
桜木花道をはじめとした湘北高校メンバー、陵南高校の仙道や魚住、田岡監督などの言葉が厳選されています。
スラムダンク~25の言葉~
湘北高校:桜木花道・流川楓・宮城リョータ・三井寿・赤木剛憲・赤木春子・安西光義
陵南高校:仙道彰・魚住純・田岡茂一
海南大付属高校:高頭力
山王工業高校:堂本五郎
有名な安西先生をはじめ
陵南高校の仙道まで、「そういえばあったね、そのセリフ」という言葉がまだまだあります。
バガボンド~15の言葉~
宮本武蔵や沢庵宗彭、本位田又八などの言葉が厳選されています。
バガボンド~15の言葉~
宮本武蔵・沢庵宗彭・本位田又八・宝蔵院胤英・宍戸梅軒・伊藤一刀斎・お杉おばば・柳生石舟斎
天下無双に憧れ、剣に生きる宮本武蔵
沢庵宗彭の真理など考えさせれる言葉たちです。
リアル~30の言葉~
野宮朋美や戸川清春、高橋久信などの言葉が厳選されています。
リアル~30の言葉~
野宮朋美・戸川清春・高橋久信・山内仁史・久信のミニバスコーチ・長野満・水島亮・山下夏美・花咲満・田中純市・白鳥加洲雄
現状にくすぶり続けている野宮
ド正論を言う夏美
井上雄彦~31の言葉~
メディアの取材時の言葉であったり、ツイッターでの言葉が厳選されています。
仕事前にツイートした内容
スタッフに感謝…
井上雄彦100+1人生を変える信念の言葉の書評
本書の書評をしていきます。
- 響く言葉はたくさんあるが、感じ方は十人十色
- 「そっと」背中を押してくれ、勇気をくれる
- 手元に置いておきたい1冊
響く言葉はたくさんあるが、感じ方は十人十色
同じ言葉でも、感じ方は十人十色です。
さらに同じ人でもその時の状況や心境で感じ方はかわります。
先月はこの言葉が良かったけど、今月はこっちの方がしっくりくる。
私も数ヶ月に一度読み直している本書ですが、その時に置かれている状況や心境でかわります。
正解や不正解はなく、あなたにとってこの101個の“言葉”がどのように響き、感じたのかが重要です。
「そっと」背中を押してくれて、勇気をくれる
スラムダンク、バガボンド、リアル、そして井上雄彦氏の言葉。
全て読んできたからこそ、1つひとつの言葉だけで脳内で「名シーン」が再生されます。
私たちが一般的に通じるところへ導く著者の解説も非常に素晴らしい。
解説がすごく具体的なので、読みながら思わず「あ~それそれ!」とうなずく部分が多いです。
人生において、困難にぶつかったときにあなただったらどんな選択をするのか…
「そっと」背中を押してくれる言葉が見つかるはずです。
手元に置いておきたい1冊
数ヶ月に一度は読み返しているのですが、毎回新しい発見があります。
それは私自身が日々変化しているからです。
悪い時あれば良い時もある。
何年経過しようとも“色褪せない言葉”を生み出している井上雄彦氏。
スラムダンク、バガボンド、リアルが好きな方はもちろんのこと、井上作品をまだ読んだことがない人にもぜひ読んで頂きたいです。
まとめ
スラムダンクがジャンプで連載されてから29年。
バガボンドがモーニングで連載されてから21年。
リアルがヤングジャンプで連載されてから20年。
これだけ長い年月が経過しても読まれ続ける意味は画力もさることながら、“言葉の力が偉大”だと感じました。
最後に私が一番心に響いた言葉を紹介したいと思います。
人の数だけカッコよさとか、正解があると思うんです。
他人との比較によって出来上がったカッコよさとかカッコ悪さ、正しいとか正しくないというのは、重要じゃない。
スラムダンクやバガボンド、リアルの言葉ではなく井上雄彦氏がメディアのインタビューで語った言葉です。
これが私の“信念の言葉”
ぜひ手に取って読んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました!